積雪とは南関東においては出会わない年もあり、積もれば首都のライフラインが止まることもある一大イベントとなる。
北海道や東北などでは見慣れた光景かもしれないが、南関東では珍しい積雪と相性が良かった(個人の感想)神社との組み合わせをまとめてみた。
軍刀利神社とは
山梨県上野原市の北方の山(三国山、生藤山)の入口に鎮座する日本武尊を祀る神社。かつて軍刀利夜叉明王社と称し軍神として信仰を集め武田信玄など戦国武将からの崇敬も厚かったという。
上野原駅からのバスは一日数本程度、都心から公共交通でアクセスするなら一日がかりの行程になるほどの山奥である。
出会い
緊急事態宣言が解除され越境が許された2020年6月、街中神社しか行ってこなかったそれまでとは趣を変えて山奥神社にアタックした。
その日最大の目的地だったこの軍刀利神社に初めて参拝、その参道、境内から奥の院などすべてに感動し、以来度々訪れている。
その時のレポートはこちら
関東大雪の日、なんとか手段を得て参拝することができた。
神社へ突入
雪舞う参道
中央道から雪被る藤野ラブレターを横目に上野原へ向かう。
早々に鳥居前に到着。見栄えとしても申し分なく、歩くにも問題ない理想の積雪量である。
車で奥まで行ってはもったいないのでここから歩いて参拝する。
葉に積もった雪がそこかしこで降り注ぐ。都会の積雪では見れない光景。
やがて見えてくる拝殿への石段。すべらないよう慎重に登る。
日本武尊を祀る軍刀利神社。ご挨拶&怪我のないようお祈りする。
拝殿の先へ
裏手から奥の院を目指して出発する。
鳥居の奥には砂防ダム。
この辺りからは若干空が広く感じられる。
軍刀利神社奥の院
鳥居の先に奥の院が鎮座する。
広がる銀世界、樹木から降り注ぐ雪
決して大きくない社と、主のようにそびえる大桂。聖域という言葉はここのためにあるのかという夢のような景色
この先は登山道、装備があればいけるかもしれないが腕にも足にも覚えがなければやめておこう。
まとめ
いい風景が撮れるだろうと思い訪れたが、期待を遥かに超えるものだった。雪の中では見慣れた神社でも全く違う景色を見ることができる。ここに限らず雪の降った日は近所の神社でも行ってみてほしい。
軍刀利神社に関しては参道から奥の院までは登りっぱなしだが特に滑りそうになったり危ない箇所はなかった。今年(2024)はどうかわからないが、真冬はクマ出没リスクも比較的少ないと思われるので雪の降った際は是非お参りにきては如何だろうか。
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