〒039-1109 青森県八戸市豊崎町上永福寺127−2

概要
青森県八戸市から国道を西に進んだ先にある神社。
かつて糠部三十三観音霊場の第十五番札所として広く信仰を集めた「七崎観音」という観音堂を起源とする。別当寺(神社を管理するために置かれた寺院)は真言宗の普賢院が務めており、盛岡の永福寺の支配を受けていたことが記録に残されている。南部氏が三戸から盛岡へ移った際に永福寺も城下へ移転したが、七崎の地には観音堂が残され修験者の拠点として栄えたという。明治の神仏分離の際に観音堂の本尊は普賢院に移され、「七崎神社」と改められた。これにより七崎神社・普賢院はそれぞれ独立し分かれることとなった。
この神社の見所はなんといっても市の天然記念物となっている3本の杉の木である。社伝によれば承和元年(834年)元にあった地から七崎山に遷宮した際に植えられた9本(7本とも)の杉のうち残ったのがこの3本といわれている。特に鳥居を潜ってすぐのところの1本、また参道を進む途中右手に立つ1本が圧巻の巨木であり訪れる価値のあるものである。
おすすめ度:★★★★☆
秘境度:★★★★☆
御祭神
伊邪那美命 (いざなみのみこと)
レポート















例祭
5月7日 春の例大祭 9月7日 例祭 11月23日 新嘗祭
アクセス
車:八戸自動車道八戸西スマートICより約5分
バス:八戸駅より南部バス五戸駅前行き 七崎下車徒歩約10分
駐車場
あり
参考・出典
・『国文学年次別論文集国文学一般 昭和58(1983)年』朋文出版 出版 学術文献刊行会 編 1984年
・神社由緒書
・七崎神社 保存「永久(とわ)の会 」公式サイト



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