丹内山神社

〒028-0122 岩手県花巻市東和町谷内2区303

概要

岩手県花巻市の神社で、この地を開拓した神である多邇知比古神たにちひこのかみが祀られている。承和年間(834~847年)に空海の弟子である日弘が不動明王を安置したことが始まりといわれる。

神社入口にある御神木爺杉は樹齢2000年と伝えられ、大正2年(1913)延焼により焼失したものの市の指定文化財として根株が保存されている。また本殿裏にはアラハバキ大神を祀るという巨石・胎内石が鎮座している。この巨石を御神体とする丹内山神社は坂上田村麻呂藤原清衡などから厚い崇敬を受けたという。

不思議な雰囲気の神社で、交通手段は車かタクシーのみであるがぜひ訪れてもらいたい神社である。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

多邇知比古神(たにちひこのかみ)…上古地方開拓の祖神とされる

レポート

神社から離れたところに立派な第一鳥居
里から登って若干不安になりそうな道を進む
神社目の前の駐車場から深遠な雰囲気を感じる
樹齢2000年を誇るという爺杉 大正時代に焼けたというが健在な姿を見てみたかった
爺杉右手側の鳥居から本殿へ通じる
大イチョウ 爺杉なき今最も存在感のある巨木
相殿 木造十一面観音菩薩立像や不動明王立像などが安置されている
苔むした弓場石 その先は四の鳥居を経て本殿へ
丹内山神社本殿 建築は1810年で、見事な彫刻が施されている
本殿裏のアラハバキ大神を祀るという胎内石 壁面に当たらないよう潜り抜けるとご利益があるとされる

例祭

9月 例祭

アクセス

徒歩:釜石線晴山駅より約1時間

 車:釜石自動車道東和ICより約15分

駐車場

あり

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