八柱神社

〒395-0701 長野県下伊那郡根羽村万場瀬1542

概要

長野県南部、愛知県と県境を接する根羽村に鎮座する神社。

創建年代は不詳ながら、別当寺・光明院が慶長6年(1601年)に検地奉行・朝日寿永から寺領の免除を受けており、それ以前にすでに神社があったとされる。江戸時代には「八王子大権現」と呼ばれ、明治11年に現在の「八柱神社」と改められた。「八王子権現」とは、天上の八柱の御子神をまつることから名づけられたと伝えられている。明治40年、当時の長野県知事大山綱昌が小社無格社を合併するという訓令を出し、村社2社、無格社7社を遷座し翌明治41年に合祀したという。

石段を登り境内に入ると巨大な杉の木が中央にそびえ立つ。その大きさに驚きながらさらに石段を登るとさらにもう一つ巨大な杉の木が鎮座している。この2本を併せ「八柱の神代杉」と呼ばれ村指定天然記念物に指定されている。推定樹齢は約700年と伝わり、近隣の国指定天然記念物「月瀬の大スギ」に迫る巨樹である。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

正哉吾勝々速日天忍穂耳命(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)・雨穂日命(あめのほひのみこと)・天津日子根命(あまつひこねのみこと)・活津日子根命(いくつひこねのみこと)・熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)・多紀理毘売命(たきりひめのみこと)・狭依毘売命(さよりひめのみこと)・多紀都毘売命(たきつひめのみこと)

レポート

入口は長野県と愛知県を繋ぐ国道153号線沿いにひっそりとある
木立の中の石段を登っていく
境内のど真ん中に巨杉が堂々と鎮座している 拝殿が霞みきっているほど
石段をさらに登り拝殿でお参り 何やら気配を感じて左を向くと…
巨大な杉の木2本目が!
この2本をして「八柱の神代杉」と呼ばれる
境内を右手に進んだところに手水舎がある
鳥居より右の方から伸びるこの道が元の参道なのか

例祭

10月9日10日(現在は第三日曜)例祭

アクセス

 車:中央自動車道飯田山本インターより約40分

徒歩:W1西部コミュニティバス根羽行き 根羽下車徒歩約10分

駐車場

あり

出典

・『根羽村誌 下巻』 根羽村誌編纂委員会 編 根羽村誌刊行委員会 出版 1993年

・長野県神社庁HP

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