大原野七面堂

〒409-2704 山梨県南巨摩郡早川町大原野1755

概要

山梨県早川町の三里地区大原野集落から林道を10分程度登った先に鎮座する。

身延山の近くに聳える七面山にあったという七面堂が大火にあい、本尊を現在地の近くにお迎えしたのが始まりという。棟札によれば1763年現在地に七面堂が建立され、遷宮されたという。その後も本堂が再建されたり屋根替えなどの記録が棟札に残されている。

現存する七面堂は明治12年から13年に造営されたもので、拝殿の彫刻は一級宮大工主流の技術を見ることのできるたいへん貴重なものであり、特に明治の廃仏毀釈の時期に堂社建造のために一級宮大工を確保したということがたいへん意味のあることだという。

車道での入口から七面堂を挟んだ反対側の傾斜を降りたところに鳥居があるので、登拝することもできると思うが登山道はわからなかった。鳥居の前には特徴的な大木があったり、社殿裏には池があったりと見所が多い。

おすすめ度:★★★★★

  秘境度:★★★★★

レポート

早川町三里地区の大原野集落から山を登っていく
時に小石をどかしながらいかにもな林道をのぼる
道路がガタガタなのでハンドルとられないよう要注意
10分程度のぼると到着、駐車スペースはある
立派なお堂、扁額には七面宮の字
元々の参道は車道と反対側のこの山道か
周辺は登山道があるかもわからない杉林
集落から山道を登ってきてこの鳥居を見て「着いた…」となる人はいるのだろうか
杉林の中に異形の大木も
七面堂裏手には丸い池が
小さいながら神秘的な雰囲気

アクセス

 車:中部横断自動車道中富インターより約40分

駐車場

あり

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