大水上神社

〒767-0022 香川県三豊市高瀬町羽方2677−2

概要

讃岐国二宮に指定され、古代から水の神様として崇敬を集めた香川県三豊市の神社。

この地域の水環境の守り神であり、干ばつ時に雨乞い儀式が行われた「うなぎ淵」がある。黒と白のうなぎがそれぞれ住んでおり、儀式の際黒いうなぎが現れると雨、白いウナギの場合は日照り、カニが現れると大風になると伝えられていた。

またこの地で生産される高瀬茶は、県全体の8割の生産量を誇るものの全国出荷量では0.2%と少なくあまり知られているわけではないが、「関西品評会で一等一席の農林大臣賞を受賞し、昭和天皇皇后両陛下ご来県の折に新茶を献上したこともあり、銘茶と呼ぶにふさわしい味を誇っています。(高瀬茶業組合HPより)」とあるように知る人ぞ知る銘茶だということである。

境内を囲む深い社叢はとても気持ちがよく、長い時間をかけてゆったりと散策していたい空間である。公共交通でアクセスする場合は高瀬駅からバスに乗るか、琴平駅からバスに乗る(20分程度歩く)と良い。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

大山積命・保牟多別命・宗像大神

レポート

独特の社号標と鳥居 この左の方に駐車場がある
一本の道を進んでいくと次の鳥居が
「大水上」とはこの地に流れる清流の源に祀られた神
清々しい参道が続く
やがて見えてくる隋神門
3つ目の鳥居の先に社殿が見えてくる
拝殿とその手前に県指定有形文化財の時雨燈籠 南北朝時代に建てられたという
御祭神の大水上大明神は大山積命ということだが諸説あり
社殿から右へ進むと境内社へ続く橋が
橋から見えるのはうなぎ淵 雨乞い儀式が行われていた
森の奥へ入っていく感覚
「千五百皇子社」伊邪那岐命と伊邪那美命を祀る
向かって右側には産霊神

例祭

10月 例祭

アクセス

 車:高松自動車道さぬき豊中インターより約15分

バス:JR高瀬駅より三豊市コミュニティバス環の湯行き 大水上神社下車すぐ

駐車場

あり

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