御嶽神社 王滝口里宮

〒397-0201 長野県木曽郡王滝村東3315

概要

長野が誇る木曽御嶽山の登山口の一つである王滝口に鎮座する、御嶽信仰の聖地の一つ。大鳥居から451段の石段を登った先に里宮の社殿がある。

大宝2年 (702年)信濃国司高根道基により頂上奥社が創建されたのが始まりとされる。里宮は古くは岩戸権現と称され、室町時代後期頃から御嶽三十八社の一社として信仰を集めた。江戸時代に武蔵国出身の修験者普寛が木曽御嶽山に登頂し登山路を開いたことがきっかけで御嶽信仰が関東一円に広がり現在に至る。

長い石段参道の周りには木曽五木と呼ばれる森林保護制度で保護された木曽谷名産の木々が立ち並ぶ。参拝時は雨上がりで社叢に光が差し、神々しさに浸れるロケーションだったのだが、藪からなにか出てくるのではという落ち着かなさから慌しい参拝になってしまった。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

国常立尊(くにのとこたちのみこと)、大己貴命(おおむなちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)

レポート

御岳湖は1961年愛知用水の水源(牧尾ダム)として誕生した美しい人造湖
通り雨のなか王滝村中心部へ向かう
年季抜群の石鳥居が出迎える
石段の始めには銅像などが多数 大黒天も祀られている
ここから長い階段がはじまる
神々しい雰囲気
木曽五木に囲まれた石段参道
そろそろ怖い雰囲気 鈴もなく大きな咳払いで代用する
拝殿手前にある講祖殿・大聖歓喜天
ここまできたらもうゴール目の前
岩壁を背に建つ立派な社殿
帰り道がまたこわい…

例祭

7月27日・28日 例大祭 10月第3土・日曜日 霊神社合祀慰霊大祭

アクセス

 車:中央自動車道伊那インターより約60分

バス:JR木曽福島駅より木曽町バス王滝行き 王滝下車徒歩約20分

駐車場

あり

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