新宮神社

〒791-0128 愛媛県松山市福見川町494

概要

愛媛県松山市と今治市を結ぶ国道317号から県道196号に入り少し進んだ先の集落の、小高いところに鎮座する神社。

十九地山の城主白石若狭守が紀州より勧請し斎祀したという。新宮神社とあり、御祭神の伊弉冊命(いざなみのみこと)や事解男命(ことさかのおのみこと)は熊野三山に祀られる神様である。いわゆる熊野神社かと思うが書物などでも一番はじめに記載されるご祭神は愛媛県に特に多い大山祗命である。

この神社の見所はなんといっても市指定天然記念物の三本杉である。三本とあるが、うち二本は繋がっており一本扱い、環境省のデータでは計二本の大杉ということになる。愛媛県内でも屈指の巨樹であり、樹高においては国指定天然記念物である高知県の「杉の大スギ(65m)」に次ぐ55mで四国最大級である。遠方からもはるばる訪れる価値がある。

おすすめ度:★★★★★

  秘境度:★★★★★

御祭神

大山祇命(おおやまづみのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、雷神(いかづちのかみ)、菊理姫命(くくりひめのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)、事解男命(ことさかのおのみこと)

レポート

福見川町の集落の小高いところ、うっすら階段がみえる
車は県道沿いの広いところに停めて歩いていく
独特な社号標が神社の入口
シンプルな境内だが、拝殿横に巨大なものがいらっしゃることに気づく
新宮神社の三本杉 斜面に沿って聳え立つ 右二本は一本扱いらしい 
真下からの大迫力 大きさ、樹高いずれも四国トップクラスとのこと

例祭

10月6日 例祭

アクセス

 車:松山中心部より約40分

徒歩:せとうちバス今治〜松山線 河中下車徒歩約25分

駐車場

なし

参考・出典

・『愛媛県神社誌』愛媛県神社庁 出版 1974年

・境内案内板

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