氷川神社(小川町上古寺)

〒355-0325 埼玉県比企郡小川町上古寺566

概要

埼玉県比企郡小川町の南西部、上古寺の小高い丘の上に鎮座する神社。県道沿いに案内板があり細い道を進むと入口がある。役小角(えんのおづぬ)が小祠を建立し、武蔵一宮氷川神社の分霊を勧請したことがはじまりといわれている。

「御九日(オクンチ)」と呼ばれるこの神社の秋祭では「中道廻り」という珍しい行事が行われる。先達が全国一の宮の神々の名を唱えると後ろに続く氏子が「エンエンワー」と大声で唱和し供物を空高く投げ宮地に供えながら中道と呼ばれる境内を囲む道を一周する。この祭り自体を「エンエンワ(因縁和)」とも呼ぶ。お供物の形態や装束、名称など古い様式を踏襲しており、地域で伝統を保持、継承してきた無形民俗文化財としてたいへん貴重である。

参道は木の根が剥き出しになった山道のようで、横には竹林が広がる。せっかくなので中道を廻ってみようかとおもったが夏場で緑が深くなにか出そうなのでやめておいた。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

御祭神

健速須佐之男命 (たけはやすさのおのみこと)、竒稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)、大那牟遅命 (おおなむちのみこと)

レポート

小川町は外秩父の山に囲まれた盆地の街
長閑な道をいく
県道から目印を横目に細い道へ
神社入口からは階段が続いている
参道横には竹林も広がる
やがて木の根が剥き出しの山道へ
灯籠、石段、大木の先の社殿 絵画のよう
健速須佐之男命、竒稲田姫命、大那牟遅命を祀る
境内が丘の突端なのか周りは崖のようになっている

例祭

10月第3日曜日 秋祭

アクセス

 車:関越自動車道嵐山小川インターより約20分

バス:東武線小川町駅よりイーグルバス白石車庫行き パトリアおがわ下車徒歩約30分

駐車場

スペースあり

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