石原白山社

〒399-9511 長野県北安曇郡小谷村中土4922

概要

長野県の北部、白馬村のさらに北の小谷村に鎮座する神社。

目を引く巨大な杉の木は幹回り12mで、長野県の天然記念物に指定されている。人一人くぐって通過できるほどの空洞があるが弱っているようには見えない。
伝説によれば、太古諏訪大明神が越後から入国しこの地を通り、中土塩之久保と南小谷の親ノ原とここの三箇所に各一本ずつ植えたもので「小谷三本杉」と呼んだという。大明神はその後再びこの地を通過する際歯痛に悩まされたが、この木のほとりの白山様に念願して治癒したというので、昔から歯の痛むひとがこの御神木の葉を火にあたためて頬に当てると不思議に治るという信仰が伝えられているという。

おすすめ度:★★★★★

  秘境度:★★★★☆

御祭神

菊理媛神 (くくりひめのかみ)(推定)

レポート

長野県北部、小谷村の風景
中心を流れる姫川は糸魚川まで流れ日本海へ
大糸線を横切り水仙街道を進むと鳥居がある
「白山社大杉」という標の奥に社殿と巨人の姿が見える
斜面丸ごと覆い尽くす巨杉 幹回り10mを超える
中心部は完全な空洞になっている 畳六畳入るとも伝えられている
根なのかな?と思うくらい意に介さないように立っている
時期によってはハチの巣になってたりするので要注意

アクセス

 車:上信越自動車道長野インターより約70分

バス:南小谷駅前より小谷村営バス土谷線 石原下車すぐ

徒歩:中土駅より徒歩約40分

駐車場

あり

参考・出典

・『長野県指定文化財調査報告第4集』長野県教育委員会 出版 1973年

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