雨降宮嶺方諏訪社

〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城23621

概要

長野市から県道406号を進み、白馬の市街地の手前に鎮座する神社。

旧嶺方村の産土神である。養老年間に全国的な干ばつがあった際、この神社の桂の木の下で雨乞いの祈願を行ったところご利益があったとされ、人々から「雨降宮(あめふりのみや)」と呼ばれ親しまれたという。境内にはカツラやスギの大木が茂り、社叢は村指定天然記念物となっている。寛文8年(1668年)に建てられた本殿は木製の高欄や脇障子をそなえた本格的な造りで村の文化財に指定されている。神木に打ち込まれていたと伝わる古い薙鎌9丁、鉄鐸6本、そして32面の絵馬が文化財に登録されており、特に絵馬は寛永16年(1639年)の黒馬絵馬が最古で、元禄から享保年間にかけての作も多く残っている。

なんといっても御神木の大杉が素晴らしく、それ以外にも参道から境内まで巨木が立ち並んで囲まれているが薄暗い、重たいといった雰囲気がない神社である。白馬の山々を望める白沢洞門も近いのでツーリングの際はぜひ訪れてもらいたい。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

御祭神

建御名方神(たけみなかたのかみ)、八坂刀売神(やさかとめのかみ)

レポート

梅雨の時期に訪れたが雪が残っていて良い
境内入口 左手に見えるのが御神木の大杉
まず参道へ 大木の奥に社殿が見える
あまり見ない形のような気がする
御神木大杉は幹回り8m超えの巨樹 巨木だらけの中で王者の風格がある

例祭

9月20日 例祭 

アクセス

車:長野市中心部より約50分 白馬中心部より約10分

駐車場

あり

参考・出典

・『大北地方の神社と文化』長野県神社庁大北支部 著 長野県神社総代会大北支会 編 長野県神社庁大北支部 出版 1992年

・『神社辞典』白井永二・土岐昌訓 編 東京堂 出版 1997年

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