元伊勢内宮 皇大神社

〒620-0323 京都府福知山市大江町内宮217

概要

元伊勢外宮豊受大神社から北に3kmの地に鎮座する。御祭神は天照皇大神で、かつてこの地に4年お祀りされたあと遷座し、いくつかの場所を回ったのちに現在の伊勢神宮内宮へと鎮まったという。

徳川時代は参勤交代の通路になったこともあり参拝客で賑わい、茶屋や土産物店など栄えていたらしい。かつて参拝の要だった船便が途絶えてからは参拝客も減り、交通網が発達する昭和40年代後半頃まで衰退の一途を辿っていたようである。

豊受大神社と同じく樹皮のついたままの丸太材で建てられた黒木鳥居が立ち、拝殿の周りを数多くの境内社や巨木が囲んでいる境内はまさに聖域のような空間で、池があったり広さもあるので気付いたら数十分たってたりする。すぐ近くの天岩戸神社も含めて元伊勢三社巡りは普段神社にそれほど興味のない一般観光客にも楽しめるのではないかと思う。

おすすめ度:★★★★★

  秘境度:★★★★★

御祭神

天照皇大神

レポート

豊受大神社から一本道をひたすら北上する
右を見れば京都丹後鉄道
3,40分程度歩いていると目印が
そのまま進むと雰囲気のある道 その奥に社号標が見えてくる
ここから神社入口 登り道が続いていく
やがて見えてくる麻呂子杉 聖徳太子の弟麻呂子親王によりお手植えされたという
広いところに出ると黒木鳥居と社殿が見えてくる
皇大神社の拝殿 60年ごとに式年遷宮を行う(伊勢神宮は20年ごと)
個人的に伊勢神宮系の神社はちょっと身が引き締まる感じ
拝殿横に巨杉が立つ
本殿周りは境内社に囲まれている
拝殿の左手(右殿)は栲機千々姫命で織物の神様、右手(左殿)は天手力雄命で天岩戸を開いた神が祀られている
黒木鳥居の樹皮剥き出しの姿が聖域感を醸し出している
天岩戸神社への道の途中に日室ヶ岳遙拝所がある 日室ヶ岳は皇大神社が元々あったともいわれる神体山

例祭

4月26日 元伊勢春の例大祭 節分祭・立春祭などその他祭典あり

アクセス

 車:京都縦貫自動車道 舞鶴大江インターから約20分

徒歩:京都丹後鉄道宮福線 大江山口内宮駅より徒歩約15分

駐車場

なし (民間の有料駐車場はあり)

コメント

タイトルとURLをコピーしました