吉高宗像神社

〒270-1603 千葉県印西市吉高700−1

概要

印西市の東の端、印旛沼を望む高台に鎮座する神社。

こじんまりした境内に苔がびっしり敷き詰められた聖域感のある空間。広くないとはいえ参道全域が苔むしている様はなかなかお目にかかれない。1kmほどの距離に吉高の大桜がある。

印旛などこの近辺には宗像神社が13社も集中している特異な地域である。この地域には他に鳥見神社も多数あり、祀られている饒速日命(ニギハヤヒ)は古代物部氏が祖神とした神様である。諸説あるが、一つはこの物部氏が蘇我氏との争いに敗れ、宗像一族を伴ってこの地に移り住んだのではないかという説である。

御祭神である宗像三女神は海上交通、漁業守護など水運の守り神として崇敬された。拝殿左手には突き立てられた無数の矢があり、これは的を弓で射てその年の豊凶を占う「オビシャ」と呼ばれる行事のためにある。これは前もって豊作を祝う予祝儀礼であると共に、邪悪なものが外から侵入しないように願う破魔の意味もあるという。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

御祭神

宗像三女神 (田心姫命・湍津姫命・市杵嶋姫命)

レポート

「吉高鎮守 宗像神社」の社号標
特徴的な狛犬
境内中苔に覆われている
参道右手には御神木の様な大きな木
「オビシャ」に使われる無数の矢
本殿裏の境内社
振り返る 緑一色

例祭

10月15日 例大祭 

アクセス

 車:京成成田空港線印旛日本医大駅より10分弱

バス:JR成田線小林駅より なの花交通バス六合路線京成佐倉駅行き 吉高一本松下車徒歩約25分

駐車場

あり

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