岩屋神社

〒838-1701 福岡県朝倉郡東峰村宝珠山4150−2

概要

福岡県の中東部、大分県日田市から北上した山中に鎮座する神社。

福岡県には英彦山神宮という有名な神社がある。この英彦山を中国・北魏からの渡来僧・善正が開山した翌年の532年、この岩屋を宝珠山宝泉寺大宝院として開いたという。その後欽明天皇8年(547年)のある日、光輝くものが天から岩屋の権現岩上に降ってきたという。それを「宝珠石」と名付けて岩屋神社のご神体として祀り、神殿を造ったというのが始まりだとされる。

神社入口から階段を登っていくと巨大な一枚岩「馬の首根岩」の端っこをくり抜いた洞門があり、これをくぐると無数の地蔵・石仏立ち並ぶ異様な雰囲気の境内が広がる。さらに石段を登ると巨大な権現岩と社殿がある。まったく人のこない山奥のこの聖域はまさに秘境神社というべき空間である。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

伊弉冉尊 (観音菩薩の化身)・伊弉諾尊 (釈迦如来の化身)・天忍穂耳尊あめのおしほみみのみこと (阿弥陀如来の化身)

レポート

神社入口には広い駐車スペースがある
階段を登っていく
開けた場所には巨大なイチョウが
さらに登っていく
拝殿か!?と思ったら琴平社
この辺りには首なし地蔵や五百羅漢がある 廃仏毀釈運動で破壊され打ち捨てられた地蔵を地元の方達が拾い集めたという
馬の首根岩を掘った洞門 この先に境内がある
ああお地蔵さんだあ…では済まない数のお地蔵さん群
奥側にも並ぶお地蔵さん 鳥居と上には本殿が鎮座する
鳥居・仏・社・岩のフルコースに思わず息を呑む
観音様?もいらっしゃった
御本殿 1698年に建てられ、1978年に国重要文化財に指定された
権現岩を背負う本殿
岩屋神社西方の岩の中にある境内社熊野神社 こちらも重要文化財

例祭

4月第2土・日曜日 春の大祭岩屋まつり

アクセス

 車:JR筑前岩屋駅より約5分

徒歩:JR筑前岩屋駅より徒歩約20分

駐車場

あり

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