〒028-3442 岩手県紫波郡紫波町升沢前平17−1
概要
岩手県の盛岡中心部から約20km南に鎮座する神社。1057年源頼義、義家が安倍氏一族の征伐のため下向し、志和陣ヶ岡に滞陣中祈願のため伏見稲荷を勧請したのが始まりだという。
稲荷神社ということで赤い鳥居群も素晴らしいが、至るところに聳える巨木が見事で、その中でも樹齢1000年を超えるという境内奥に佇む稲荷山大杉は圧倒的な大きさ。
志和稲荷神社のそばには滝名川が流れている。水田の規模に比べ流域面積も小さく降水量も少ないということで、水田に引くための水を巡って「戦」と呼んでもいいほどの争い「水げんか」が記録に残るだけでも300余年の間に36回起こったという。死者が出るほどの凄惨な争いとなったこの水げんかは上流にある山王海ダムの完成によって終止符を打たれることとなったという。
おすすめ度:★★★★★
秘境度:★★★★★
御祭神
宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)・猿田彦大神・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
レポート
例祭
5月5日 例大祭 その他各時期に祭典あり
アクセス
車:東北自動車道紫波ICより10分弱
駐車場
あり
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