白鳥神社 (宮崎県えびの市)

〒889-4302 宮崎県えびの市末永

概要

宮崎県えびの市街から霧島連山のえびの高原を結ぶ道の途中にある神社。天徳3年 (959年)、 性空上人によって創建された日本武尊を主祭神として祀る。

性空上人が30才代のころ、 霧島山の六観音御池の畔で法華経を読誦中、 突如日本武尊の化身という老翁が現れ「ここに神社を創建せよ」との託宣があり、六観音像を刻み御池の畔に祀ったと伝えられる。奈良の東大寺とも縁があり、大仏殿の3020トンの大屋根を支えている虹梁材の赤松は宝永元年(1704) 白鳥神社領地に立っていた赤松2本を掘り倒し、東大寺まで8カ月かかって運んだという史実が残されている。

えびの高原に向かう途中、道が二手に分かれ案内に従い細い道の方へ曲がり進むと神社入口に到着する。参拝するならこちらが便利だが、曲がらず直進すると大鳥居があり静謐な空気の中石段を登っていく参道がある。本殿裏にある衛守杉(えもりすぎ)は元々夫婦杉だったが令和4年の台風ののちに片方が折れてしまったという。生き残った杉は新たな根が出ているなど回復が見られる。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

日本武尊 (やまとたけるのみこと)

レポート

宮崎県えびの市から霧島連山へ向かっていく道 雄大な山の景色が広がる
道沿いに鳥居が立つ
両脇に大きな杉がそびえる
鳥居をくぐってすぐ横には水分神社がある
祀られているのは白鳥神社の御祭神日本武尊の妃である弟橘姫命(おとたちばなのみこと)
木立の中を登っていく参道
登り切ったところにある入口 車でここまでくることが出来る
橋を渡り鳥居へ
社殿裏手へ
御神木の衛守杉(えもりすぎ)台風の爪痕が残る
ほんの数年前、2本そびえていた様を見たかった

例祭

9月23日 例祭

アクセス

 車:えびの市中心部より約20分

駐車場

あり

参考・出典

・境内由緒書

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