久万小田郷総鎮守 三島神社

〒791-1205 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2−190

概要

松山市から南東に車で1時間弱のところに久万高原町がある。温暖なイメージのある愛媛県の中でも冬季はしっかりと積雪のある地域である。

宝亀4年(773年)大三島の大山祇神社の御分霊を勧請し、久万・小田両郷の総鎮守として祀ったのがはじまりである。御祭神の高龗神 (神社辞典 東京堂出版に記載)は水波能賣神 (みずはのめのかみ)と記載されていることもある。いずれも水の神であり同神だという考えもあるらしい。昭和36年解体大修理を行ったが、欄間斗拱その他に桃山時代の壮麗な形式を保存していることから県指定有形文化財となっている。

例年2月の星祭、7月の夏祭りの後に宮祭興として篝火の燃える夕闇の境内にて、ダイバの面をつけ勇壮な久万山五神太鼓が奉納され打ち鳴らされる。

石段を上った先にそびえ立つ2本の巨杉が見事。境内を散策すると社殿左手奥にも巨杉があり計3本の巨杉が聳えている。町の天然記念物に指定。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

御祭神

大山積神(おおやまつみのかみ)・高龗神 (たかおかみのかみ)・雷神(いかづちのかみ)

レポート

駐車スペースから鳥居へ向かう
雰囲気ある石鳥居
石段を登ると拝殿 見切れているが両サイドに巨杉
こちらは向かって右手の巨杉 近寄れるので迫力を感じる
拝殿左手後方の森の中にも大きな杉の木 これが天然記念物なのか3本がなのかはわからない
本殿は一段高いところに
雪被る町を一望して帰路につく

例祭

3月下旬 春季大祭 11月初旬 秋季例大祭 その他各月に祭礼あり

アクセス

 車:松山自動車道松山インターより約40分

バス:松山駅よりJR四国バス 久万高原下車徒歩約30分

   久万高原バス停より久万高原町コミュニティバス 野尻下車 徒歩約10分

駐車場

あり

参考・出典

・由緒書

・『神社辞典』東京堂出版 白井永二・土岐昌訓編 1997年

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