杉原神社

〒781-1300 高知県高岡郡越知町越知丁 横倉山

概要

仁淀川沿いから山道を車で2,30分程度登った先に鳥居(横倉宮)と駐車場があり、鳥居からひたすら続く階段を15分ほど登ると境内に辿り着く。平家の守護神熊野権現を祀るというこの神社は、決して大きい規模ではない中に杉の巨木が立ち並び、いつまでも佇んでいたい空間となっている。

杉原神社が鎮座する横倉山クサリサンゴ三葉虫などの化石が出てきている古い地層で、もともと小さな大陸だったものがこの場所に移動し、隆起浸食を経て現在の姿になったという。そんな横倉山には珍しい植物が多数自生しているらしく、朝ドラで有名な牧野富太郎博士が植物研究のフィールドにしていたようで、博士により発見、命名された新種が多数あるらしい。ヨコグラノキ、ヨコグラブドウなど横倉山の名を冠した植物も多い。また境内は至る所に苔むした様子が見てとれるが横倉山は苔も種類が豊富で稀産種が少なくないという。

また壇ノ浦の戦いに敗れ入水したとされる安徳天皇が実はこの地に落ち延びていた、という伝説も残っている(越知町観光協会HPより)。

ひたすら森の中を登っていくが、高知西側なのでクマ出没の心配は恐らくないがイノシシはいると思われるため一人だとやや不安な参拝である。

おすすめ度:★★★★★

  秘境度:★★★★★

御祭神

熊野権現

レポート

第二駐車場に駐車し参拝スタート
分岐あり、近道と表示された道を行く
ひたすら階段を登る
右手に境内が現れる
夫婦杉 間を通っていく
到着
写真では伝わりづらいが、かなりの巨木群である
本殿前より巨木群
山奥にありながら立派な本殿 彫刻も見事
歴史を感じる石灯篭

例祭

アクセス

 車:高知市中心部より約70分

バス:なし

駐車場

あり

参考・出典:南四国の自然 上村登 編 六月社・越知町観光協会HP等

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