赤神神社 五社堂

〒010-0535 秋田県男鹿市船川港本山門前祓川35

概要

秋田県の男鹿半島の左下部分の山を登った先に立つ神社。

男鹿半島には様々な伝説がありそのうちの一つが、漢の武帝が5匹の鬼を連れて男鹿半島に渡り、住人となんやかんや一悶着の末鬼たちの手で999段の石段が造られ(詳しくは観光情報サイト等を見ていただきたい。。)たというもの。その伝承では赤神とは武帝のこと、五社堂には5匹の鬼が祀られており、またその鬼たちがなまはげの始まりだということらしい。

現実的な縁起は、860年慈覚大師がこの地に赤神山日積寺永禅院を開いたのが始まりで、1216年比叡山の山王上七社に倣い7社造営したが、その後2社廃寺となり神仏習合を経て現在の赤神神社五社堂となったというもの。

駐車場から20分程度登っていくが、地元の方に聞いたところ男鹿半島は秋田県の中で比較的熊の目撃情報が少ない地域のようらしく、それほど警戒することはないと思うが、令和5年ちょこちょこ半島内で目撃情報あるようなので基本的な対策はしておいてもいいかもしれない。有名な観光地であるゴジラ岩のすぐ近くであり、風光明媚な男鹿半島を回るなかでコースに加えてみては如何だろうか。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

御祭神

天津彦火瓊々杵之命 (あまつひこほのににぎのみこと)・天手力男命 (あめのたじからおのみこと)・大山祇命・天照皇大神

レポート

駐車場からすぐ近くに「登山道」入口
鮮やかな赤い鳥居
なまはげを横目に登っていく
鬼が造ったという荒々しい石段をひたすら登っていく 獣は出ないと言われてても怖い
まだかなーと思った頃に鳥居が見えてくる
横に目をやると御手洗の池
覗いたものの運命をあらわすと信じられていた姿見の井戸
ようやく見えてきた五社堂の姿
山の中に整然と並ぶ五つの社殿 壮観な光景
建物は1710年に建てられたが300年で傷みが激しくなり、平成10〜13年に大規模修理が行われた

例祭

7月15日 例祭

アクセス

 車:秋田自動車道昭和男鹿半島インターより約40分強

バス:JR男鹿駅より男鹿市バス男鹿南線 門前駐車場下車

駐車場

あり

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