志々伎神社(中宮)

〒859-5535 長崎県平戸市野子町251

概要

長崎県平戸市、その最南端にそびえる志々伎山 (しじきやま)の中腹に鎮座する神社。宮の浦に鎮座する沖津宮・辺都宮、山頂の上都宮、そしてこの中都宮の四社を総称して「志々伎神社」と呼ぶ。海から山頂へと祭祀の場が連なる、特徴的な構成を持つ神社である。

御祭神の十城別王(とおきわけのみこと)は日本武尊の子の一人とされ、神功皇后の三韓出兵に軍の大将として従い、凱旋した将軍と伝えられている。創建年代は明らかではないが、嵯峨天皇弘仁2年 (811年)に朝廷より木像の御神体を安置され、現在も沖津宮に納められていると伝えられている。山頂の上都宮は十城別王の墓所とされるがあくまで説の一つのようだ。平安時代に編纂された『延喜式神名帳』において壱岐・対馬を除く長崎県内では唯一の式内社ということから古くより厚い崇敬を受けた神社であったことがわかる。

沖津宮・辺都宮、中都宮と分かれているが形が似通っている現福岡県の宗像大社などとは直接的な関わりは見られない。海上交通の守護とともに、山そのものへの信仰や、土地を守った英雄・祖先を祀る信仰を思わせる姿を残しているもののどのような過程を経て現在の四社へと形作られたのかは不明である。山の中腹の社殿近くにも駐車場があるようだが是非麓の阿弥陀寺近くの登山口から登ってもらいたい。山頂までとなるとロープ場などもあるようで相応の装備が必要と思われる。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

十城別王 (とおきわけのみこと)

レポート

平戸の中心地は平戸島に入ってすぐの北部エリア
北部エリアから車で1時間程度で南部エリア、最南端に志々伎山が鎮座する
阿弥陀寺近くの登山口(神社入口)に駐車スペースがある
鳥居の先からは登山道となる
荒れているように見えるが歩きやすい
基本的に道に迷うということはないだろう
石段があらわれればゴールは近い
この時は気が付かなかったが、鳥居前の右手に道があって駐車場があるらしい
戦国時代の兵火などもあり当初の鎮座地からは移転しているらしい
社殿右手にある池

例祭

5月8日 大祭 11月 大祭 その他祭礼あり

アクセス

 車:平戸インターより約70分

バス:平戸市バス宮の浦行き 野子下車徒歩約20分

駐車場

あり

参考・出典

・境内由緒書

・『式内社・明神社志々伎神社 (肥前歴史叢書 ; 8)』芸文堂 出版 吉田収郎 著 1986.5

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