岩屋神社(長崎県長崎市)

〒852-8052 長崎県長崎市岩屋町798

概要

長崎県長崎市、夜景で有名な稲佐山から6kmほど北に岩屋山がそびえる。その東側麓に岩屋神社が鎮座する。

岩屋山は、和銅年間 (708~715年) に行基菩薩によって開山されたと伝えられ、阿弥陀如来・釈迦如来・観音菩薩の三尊を安置して「岩屋山大権現」と称したという。平安時代初めには唐から戻った弘法大師空海が岩屋山に登り、神宮寺において護摩祈祷を行ったと伝えられる。以降大いに栄えるものの弘治元年 (1555年)兵火により本坊・別院など焼失、小堂を建て直すも天正2年 (1574年) キリシタン宗徒の蜂起により残った堂塔もすべて破壊されたという。その後万治3年 (1660年)、大村因幡守純長が長崎・医王山延命寺の二代住職である法院尊覚を招いて開基とし、岩屋山神宮寺を再興し「神通寺」と改称、その後明治の廃仏毀釈の流れの中で神通寺は廃され、「岩屋神社」となった。

木立の参道を進むと石造りの鳥居が現れ、その先の門をくぐると「岩屋の大杉」がそびえる。境内には社殿があるがここで引き返さず、さらに奥の鳥居をくぐると右手に八坂神社と石仏群、左手に岩屋山稲荷神社がある。稲荷神社の先の石段を登ると、「鬼の岩屋」に至る。ぜひ訪れた際はこの岩屋まで登ってみてほしい。

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★★

御祭神

健速須佐之男命 (たけはやすさのおのみこと)

レポート

岩屋山への登山口でもあり、神社入口近くには車が連なる
雰囲気のある石鳥居
鳥居を潜ってすぐのところにある六部堂
薄暗い参道の奥に鳥居が現れる
門を潜った先にあるのは大きな杉の木 「岩屋神社のスギ群」として市の天然記念物に指定されている
この一際大きい個体は幹回り5mを超え神社内で最大である
境内に入ってすぐにある大きな建物は社務所
こちらが拝殿 長崎大水害において山門・拝殿が流出し、平成元年に再建されたとある
拝殿の先にはさらに鳥居が
ここから先は岩屋山の登山道となるが見所はここから
進んで右手に石段 八坂神社、岩屋山大権現と書かれている
社殿の周りに石仏が並ぶ
戻って反対側左手には赤い社殿が鎮座する
岩屋山稲荷神社である この神社や八坂神社周りが特に雰囲気が良い
稲荷神社側にさらに上へと登る石段がある
登り切ると「岩屋」がある
奥には「鬼の足跡」もある 登山者もあまり訪れないようで静寂な空間である

アクセス

 車:長崎バイパス川平インターより約15分

バス:長崎駅より長崎自動車バス虹が丘行き 虹が丘下車徒歩約10分

徒歩:長崎本線道ノ尾駅より徒歩約30分

駐車場

あり

参考・出典

・境内由緒書

・『大村史話 続編 1』大村史談会 出版・編 1986.3

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