田村神社|坂上田村麻呂を祀る厄除けの古社

〒528-0211 滋賀県甲賀市土山町北土山469

概要

田村神社は滋賀県甲賀市の東部、土山に鎮座する神社である。世界的建築家隈研吾氏の設計である「道の駅あいの土山」の斜向かいに鳥居が立つ。

始まりは垂仁天皇45年にさかのぼり、皇女・倭姫命が天照大神を「甲可日雲宮」に祀り、その後、土地の人々が倭姫命の功績を慕ってその神霊を祀り、「高座大明神」と称したと伝えられている。その後
弘仁3年(812年)に坂上田村麻呂公が神社にほど近い二子峰に祀られ、弘仁13年(822年)4月8日先述の高座大明神の傍らに遷座され「高座田村大明神」と称するようになったという。
皇室からの崇敬も厚く、寛永15年(1638年)には、後水尾上皇から「正一位田村大明神」と記された勅額が下賜された (勅額とは天皇や上皇から与えられる額のことで、田村神社が朝廷から篤い崇敬を受けていたことを示す)。坂上田村麻呂の後裔とされる一関藩主・田村氏も、代々にわたって鳥居や社殿・遥拝殿造営費などを寄進するなど深い関わりを持ってきたという。

現在の田村神社に改称されたのは明治20年のことである。厄除けの神社としても知られ、『滋賀県神社誌』には、坂上田村麻呂公が神託を下し、正月18日に神前へ参り、東を向いて年齢の数だけ豆を投じることで、厄難を祓うよう告げたと伝えられている。飢饉や疫病が流行った際に厄除大祭を行ったところ霊験が明らかに現れたことから田村神社は「厄除の大神」として広く信仰されるようになったという。

参拝情報

 所要時間:30〜50分

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★☆☆

行きやすさ:★★★★★

  駐車場:あり

御祭神

坂上田村麻呂公(さかのうえのたむらまろこう)、嵯峨天皇(さがてんのう)、倭姫命(やまとひめのみこと)

境内・参拝レポート

道の駅あいの土山 強烈にとんがっているのが印象的
斜向かいの森に鳥居が立つ
歴史を感じる鳥居
参道も雰囲気がある
深い森から一気に開けた境内に至る
田村神社拝殿
拝殿裏にさらに道が続く
本殿へ続く鳥居の横には注連縄のまかれた杉
薄暗さもあって雰囲気抜群
田村神社本殿 拝殿で引き返さずここまで進むべし
坂上田村麻呂公が放った矢の落ちたところに青々とした竹が芽吹いたと伝わる「矢竹」

例祭

2月17ー19日 厄除大祭(田村まつり) 4月8日 例祭 その他各月に祭礼あり

アクセス

 車:新名神高速道路甲賀土山インターより約10分

徒歩:近江鉄道水口駅より徒歩約5分、新町バス停より甲賀市コミュニティバス田村神社行き終点下車すぐ

参考・出典

・『滋賀県神社誌』 滋賀県神社庁 出版・滋賀県神社誌編纂委員会 編 1987.12

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