日雲神社|信楽に鎮座する由緒深き古社

〒529-1803 滋賀県甲賀市信楽町牧78−78

概要

滋賀県甲賀市信楽町牧に鎮座する神社。牧・宮町・黄瀬の三村の氏神として信仰され、かつて別当寺としてあった天徳寺は明治期の神仏分離によって廃寺となっている。

社伝によれば、その起源は「甲可日雲宮」にあるとされている。

甲可日雲宮…垂仁天皇24年に倭姫命が「淡海国甲可の日雲宮」に遷り、4年間天照大神を奉斎したと記されている。現在の甲賀地域にはこの甲可日雲宮に関する伝承地が複数残されており、土山の垂水頓宮周辺や三上六所神社、大河原の若宮神社、信楽の多羅尾、三雲周辺などが候補地として挙げられている。ただし、どの場所が実際の甲可日雲宮であったかは定まっておらず、資料によって比定地も異なる (伊勢の神宮 : ヤマトヒメノミコト御巡幸のすべて より)。 ざっくりいうと現在の伊勢神宮の前に天照大神を祀っていた「元伊勢」の一つとされるところ。

鎮座地が小字上野にあったことから「上野山天神」とも呼ばれていたという。明治18年(1885年)には許可を得て、現在の「日雲神社」へと社名を改めた。

この神社に伝えられるものとして「太鼓踊」がある。平安・鎌倉・室町時代に流行した田楽や風流、山伏神楽などの流れを汲むとされ、他地域の太鼓踊りと比べても古い形式を残す貴重な民俗芸能である。昭和42年(1967年)には、滋賀県の選択無形民俗資料に選択された。

鳥居をくぐるとほどよい長さの参道がまっすぐに続き、落ち着いた雰囲気が漂う。境内の手前に線路が横切っている印象的な風景もこの神社の見所であり、信楽を訪れる際は立ち寄ってほしい。

参拝情報

 所要時間:10〜30分

おすすめ度:★★★★☆

  秘境度:★★★★☆

行きやすさ:★★★★★

  駐車場:あり

御祭神

天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

境内・参拝レポート

神社があるのは甲賀市中心部と信楽を結ぶ国道307号を南下した雲井駅のほど近く
木漏れ日が気持ちのいい参道
社殿が見えてくる 車の場合は進めるのはここまで
向かって右手に駐車スペースがある
なんと参道を信楽高原鐵道の線路が横切る
(踏切の中は)撮影禁止のルールを守って安全に
存在感のある拝殿 写真で伝わりづらいが広々した境内のど真ん中に立つ
すぐ裏手に本殿が立つ この形式は滋賀県内でよく見る気がする

例祭

5月5日 例祭

アクセス

 車:新名神高速道路信楽インターより約5分

徒歩:信楽高原鐵道雲井駅より徒歩約6分

参考・出典

・『伊勢の神宮 : ヤマトヒメノミコト御巡幸のすべて』 和泉書院 出版・大阪府神社庁 編 1993.8

・『滋賀県神社誌』 滋賀県神社庁 出版・滋賀県神社誌編纂委員会 編 1987.12

・境内由緒書

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